2023年12月24日 (仮訳)ダゲスタン新産のRamalina属地衣および種の検索表 Ismailov, AB., Volobuev, SV. & Kataeva, OA. 2023. New records of the genus Ramalina (Lecanorales, Ascomycota) in Dagestan with a key to species. Turczaninowia. Available at: http://turczaninowia.asu.ru/article/view/14469 [Accessed December 24, 2023] 【R3-11274】2023/12/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ダゲスタン共和国新産種としてRamalina europaea、R. lacera、およびR. obtusataを報告した。 R. laceraはロシアから2番目の報告でコーカサス地方における新産種でもあったほか、2種については初めてITSバーコードが取得された。 ダゲスタン共和国産の既知の本属地衣13種の検索表を掲載した。 (ダゲスタン共和国新産種) Ramalina europaea Gasparyan, Sipman & Lücking 【よく似た種との区別】 Ramalina pollinaria ロシアに分布する 樹皮生地衣である 地衣体が灌木状で盛んに分枝する 裂片が中実 ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり稀に石、土壌、コケに生じることがある 本種と異なり地衣体の側枝が刺状ではなく主に鈍頭である 本種と異なり粉芽塊が小型刺状の側枝末端ではなく葉央に生じるか側生または末端生という特徴を欠く 本種と異なり粉芽塊が点状ではなく円形 本種と異なり粉芽が小粒状でない ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (ダゲスタン共和国新産種) Ramalina lacera (With.) J.R. Laundon (ダゲスタン共和国新産種) Ramalina obtusata (Arnold) Bitter 【よく似た種との区別】 Ramalina baltica 形態的に類似している 地衣成分が類似している 本種と異なりコーカサス地方における分布が知られていない